金毘羅岩、デジタルモザイク、好機を見送る

2008/05/06(火) 21:46

太刀岡山で打ち込んだ翌日は全身がバキバキであった。外岩でもジムでもこんなに筋肉痛が出たのはここ数年記憶にない。外岩でこれだけ追い込めれば、ジムに行かなくてもパワーを維持できるよなぁ。


はたして中一日で回復するのだろうか、と心配しながらも、金毘羅岩へ。10時頃に到着したときには我々5人の貸し切り。新緑のなかに乾いた岩塔がそそり立つ。モンスターパニック(12b)がカラカラなんて滅多にない。


あとから3人の方が到着した。その中には二子山方面で有名なH塚さんもおられた。


▼モンスターパニックでウォームアップするH塚さん


私は前回、核心部の新ムーブを発見したデジタルモザイク(13a)に取り付いたものの、ボルト1本目あたりで異様に保持力がないことに気づき、ボルト2本目あたりで「今日は何をして過ごすかなぁ」とぼんやり考えていた。結局は、せっかくヌンチャクを掛けたデジタルモザイクの上を一日中動き回っていた。3本目をクリップ後に核心に入っていくあたりまでは簡単につながったので、不調にしては及第点、といったところか。


H塚さんは2006年の秋にデジタルモザイクを完登されている。ホールドが欠けたあと、今日初めてさわってみて、「まったくシークエンスが変わってしまいましたね。前が13aなら、今は13bあるんじゃないですか。また登ってみたくなりました」とのこと。


キム主将はメリーゴーランド(12a)を楽しんでいた。一度トップアウトしただけで「ムーブは固まりました」と豪語。本当に? 次回、T沢嬢の前でぜひ証明してほしいものである。


▼フォールして上ちゃんに蹴りを入れるキム主将


松ちゃんはハプスブルグ(12c)の十分すぎる歯応えに嬉しい悲鳴をあげていた。最近、太刀岡山の同じラインばかり登っていたから新鮮なのであろう。


上ちゃんはメリーゴーランドをさわっていたけれど、いつのまにか姿が見えないと思ったら、クルマの中で寝ていた。


金毘羅岩、デジタルモザイク、新ムーブを試す

2007/10/25(木) 23:00

松ちゃんと平日クライミング。太刀岡山に行きたかったが、甲府だけ前夜時点の天気予報が悪かった。金毘羅岩に変更。結果的には甲府も良い天気だったらしい。

デジタルモザイク(13a)と目を合わせることなく、いや、見上げることなく、金毘羅岩の取り付き付近に荷物をひろげる。NEW(5.8?)とピョンピョン(10c)でウォーミングアップ。

さて、ホールド欠落後、初の御対面。相変わらず見事な逆層だ。1トライ目はムーブ確認とヌンチャク掛け。3本目のボルトをクリップ後、左手を大きくクロス(実際には左右の手が上下に揃う程度)。ガストン気味だった深いカチが、浅い水平カチになった。左足アウトサイド、右足インサイド、と一段上がり、右手を鷲掴みのアンダーへ。おぉ、ムーブが出来る。ただし欠落後の左手ホールドではクリップできそうもない。鷲掴みアンダーを左手に持ち替え、右手を三角形のアンダー気味サイドホールドへ。これでクリップするしかない。下からつなげて、渾身のクリップ、そして核心ムーブ……。やはり難しい。とりあえず終了点まで抜ける。

2トライ目、核心ムーブに焦点を絞る。以前のムーブは、左手ホールドで4本目をクリップした後、右手をアンダー気味サイドホールド、右足を逆層に突き出た極小エッジ(或る日、半分くらいの面積まで欠けていた)に押し当て、左足を3本目のクリップホールドにキョン気味に決め、左手を遠いカンテへ。右足を振り戻し、欠けたホールドに乗せて、左向きのレイバック姿勢で、右手を水平クラックへ……。左手をカンテまで飛ばすムーブは私以外やっている人を見たことがない。たいていの人は右隣の薄いカチをとる。右足ホールドさえ欠けなければ、私にピッタリ合ったムーブであった。微妙すぎる右足ホールド。いまとなっては、誰もそれをフットホールドと認識できないのではなかろうか。以前からそのホールドを使っていた者だけが、そこにホールドの幻影を見ることが出来る。いずれにしても、この右足ホールドを頼りにする限り、成功の確率が低い。別のムーブを探そう。

鷲掴みアンダーの上に左足をアウトサイドで乗せてみる。うーむ、狭い。左膝が右手に遮られて、それ以上たためない。強引に右手の下に潜りこませると、左足に体重が乗り、左手を薄いカチに飛ばすことが出来た。そこからさらに左手を飛ばし、岬状に突き出た四角いホールドを掴む。右足に踏み替えるのが狭苦しい。とりあえず新ムーブ完成。指を使いすぎたので途中でロワーダウン。

3トライ目は15時頃。明らかにホールドが湿気ていた。つなげるのは早目にあきらめる。核心では、左膝を手前に寝かせると、右手の下を潜らせやすいことを発見。また、右足に踏み替えるところも、後ろ側からクロスする技を思いついた。次の機会に期待。

松ちゃんは満を持して、モンスターパニック(12b)と相見えたものの、久しぶりのストレニュアスなルートに苦戦していた。

悲しげな2ショット
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赤点クライマーの日々」に関連記事あり。

金毘羅岩、デジタルモザイク、大どんでん返し

2006/12/06(水) 23:32

今週末の天気は微妙そうなので、平日に強引に休みをとって、松ちゃん号の助手席の人となった。

快晴。日中の最高気温は小川町付近で13℃くらい。これより下がると岩が冷たすぎる。 こんなコンディションの日はもう今年はないかもしれない。

Newピョンピョンでアップを済ませ、 デジタルモザイク(13a)のヌンチャクかけ。4本目のクリップを楽にするために、 長いヌンチャクを継ぎ足す作戦を考えてきた。何故もっと早く思いつかなかったのだろう。ボルト位置がよろしくない場合、 スリング等で長さを調節するのは珍しい話ではない。クリップの数を増やすつもりはない。つまり、長く垂らした分、 微妙にランナウトするのは覚悟の上である。

さて、本気トライ。多少もたつきながらも4本目のクリップをこなして、核心のムーブ。欠けた右足のフットホールドが辛い。 たたらを踏む。左足が決まった。左手を遠いカンテ状にデッドポイント。止まった。右足を4本目のクリップホールドに乗せて立ちこむ。 右手がレストポイントに届いた。もらった。ここで十分に休めば、最上部のムーブは安定してこなせる。……と思った刹那、 突如として前のめりにフォールした。

目の前に垂れていたヌンチャクのカラビナに顎をぶつけたらしい。骨は大丈夫だろうか。松ちゃんが下から 「岩の欠片がパラパラ落ちてきましたよ」と声をかけてくる。ふと下を見ると、アッ!! 4本目のクリップホールドが消失して、 茶色い三角形の切断面が見えている。

松ちゃんが取っ付き付近でホールドの欠片を見つけた。

ホールドが壊れた跡
2006120601.jpg

取っ付きで見つけた欠片を合わせてみる
2006120602.jpg

しばし茫然。右足のフットホールドを克服した矢先に、さらなる試練。現在の実力でこなせるか試してみる気さえ失せた。 この岩場には他にも未登のルートがあるが、転進する気も起きない。松ちゃんのビレイに徹した。

モンスターパニックも十分には乾いていない。おまけに岩の冷たさで持久力を発揮しにくい。 松ちゃんは最後のボルトにクリップしたあと、最上部に突っ込み、終了点間際の数手でフォール。これ以上はない最高到達点を記録した。

今シーズンの金毘羅岩は終わった。二人とも同じ気持ちであった。

赤点クライマーの日々」に関連記事あり

金毘羅岩、デジタルモザイク、岩・人ともに不調

2006/12/02(土) 21:02

快晴。松ちゃん号で。モンスターパニックは下半分が染み出し。デジタルモザイクは上部ハング下が染み出し。完登できる状態ではない。 クライマー側の調子も悪く、デジタルモザイク4本目のクリップが出来ない。早仕舞い。書くことなし。「赤点クライマーの日々」にまかせる。

金毘羅岩、デジタルモザイク、ワンテン

2006/11/15(水) 20:11

快晴。松ちゃん号で平日クライミング。この時期にしては暖かい。絶好のコンディション。他に2人のクライマー。

デジタルモザイク(13a)。下からつなげて4本目のクリップをこなし、核心部でテンションしたあと、終了点までつなげることができた。ワンテン。先週、核心部の右足のフットホールドが欠けたらしく、難しくなった。

松ちゃんもリズミカルな登りに開眼し、モンスターパニック(12b)をワンテンに持ち込んだ。

赤点クライマーの日々」に関連記事あり。

毛布にくるまり、まったりモードの松ちゃん
2006111501.jpg

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