白妙橋、氷山岩ハング

2009/10/18(日) 19:16

白妙橋ボルダー発掘シリーズ第2弾。「氷山岩ハング」。

左側のハング(黒本の#15 マントル 8級)下から、右手はサイドカチをアンダー持ちし、左手は50センチほど離れたカチを持って、SDスタート。右手を外傾カチで中継して、ガバへ飛ばす。ささやかながら、ジムナスティックなムーブを楽しめる。強い傾斜とダイナミックムーブのため、男子と女子とで難しさがちがうと思う。女子を想定すると、やさしめの2級(トンネル岩トラバースと同じくらい)といったところか。本当は右手ホールドに両手添えした体勢からスタートしたかったけれど腰が浮かなかった。すぐ近くに1手目の左手ホールドがあるので必然性が薄いし。

白妙橋にマットを背負って来たものの、なんだかやることがなくなってしまったら、やってみてください。ちなみに、白妙橋ボルダー発掘シリーズ第1弾は「トンネル岩トラバースSD」。

裏手の6級がもしや下地が低くなってSDスタートしやすく(タメを作りやすく)なっていないか覗き込む。昨日の雨のなごりで下地が濡れている。うーむ。「お豆ちゃん」は乾いているけれど、やっぱり自重しとこう。対岸の「モノローグ」が乾いているのを初めて見た。けど高いなぁ。

白妙橋、氷山岩ジャンプ

2009/07/11(土) 18:38

氷山岩の裏手の6級SD。前回の画像を見ていたら、色々なムーブが頭に浮かんできたので行ってみた。しかし、やはり想像と現実のギャップは大きくて歯が立たず。室井登喜男さんの真似をして「お豆ちゃん」を登ってみようかと思ったけれど、ホールドが湿っている。ジョン・バーカーも亡くなったばかりだし、いずれまたの機会に……。

やることがないので遊んでみた。

ジャンプとは言っても地ジャンである。難しさは下地の高さ次第。いったん壁に体重を預けた体勢からスタートしたら1級くらいありそう。

freefan(2009 Spring #059)で紹介されていた「クラックのボルダー」(3級)を見学。これは楽しそうだ。乾いていれば。

▼クラックのボルダー正面

▼クラックのボルダー右側面

さらに5メートルほど下流に面白い岩がある。


ルーフの中におあつらえ向きにアンダークリングのスタートホールドがある。出口のほうが低くて、マントルを返すのが難しそう。これも1級くらいか。マットが2~3枚必要と思われる。

下流のマス釣り場を道路から覗き込む。よさげなボルダーが転がっているけどなぁ。


白妙橋、トンネル岩トラバースSD

2009/07/05(日) 20:27


▼正面壁下部はぐっしょり




▼正面壁上部は乾いているが暑くてヌメりそう




▼ディンプルフェースは生乾き。遊べそう。




▼カワラフェースはぐっしょり




▼対岸の「モノローグ」はぐっしょり



氷山岩で遊ぶ。裏手の6級(黒本の8番)が面白かった。左手をカンテ、右手をフェースの中、足を平たい石に置いてスタートした。右手をダイナミックに飛ばす。



▼タメを作って




▼右手を飛ばす



それとも地ジャン課題なのか。下地が流されて低くなったのかもしれない。かなり低い位置にSDスタートに使えそうなホールドがある。1手目が左手アンダーガストン、2手目が右手アンダー寄せ、左手をカンテに飛ばして、6級につなげる……というムーブが思い浮かぶ。いかんせんスタートが低すぎる。あと30センチ高ければ、ゴキゲンな1級課題になりそうなのに。


トンネル岩の中を覗き込む。freefan(2009 Spring #059)によれば、「トンネル・ヴィジョン」(初段)は『なかなか今風でよかったのだが、トンネル内に木が詰まってしまい、今は3級くらい。』とのこと。確かにちょっとやそっとでは動かせない大木である。よくもまあ見事にはまったものだ。おまけにトンネル内部はびしょ濡れ。「トラヴァース」(2級)をやるか。しかし、どこからどうスタートするのかわからない。恨めしく岩を眺め回しているうち、足元のサイドガバにチョーク跡を発見。おっ、此処からSDスタートできるぞ。誰かやった人がいるのだろう。



サイドガバを両手でアンダー持ちしてスタートし、できるだけリップ下をトラバースして、左端にトップアウトする。たぶんスタート核心。もう少し左側にトップアウトしたかったけれど、なにしろホールドがしけしけで、背後の岩が尖っているので、安全を優先した。ビデオを見ると、スタートでシートに足が引っかかっているけれど、全く気づかなかった。ジムナスティックで面白い。掘り出し物だと思う。


白妙橋、氷山岩マントル、なめらかペタシ

2008/09/28(日) 17:17

白妙橋。


ウォーや吉野街道など弱点は濡れているものの、壁は良い状態になった。


登攀自粛」のその後の経過はどうなったのであろうか。

今日の目的はこちら。


白妙橋にボルダーに来るとは思わなかった。貸し切りだ。空いているのを狙って来たのに、誰も居ないとそれはそれで寂しい。急に肌寒くなった天候とあいまって、意気が上がらない。

氷山岩のやさしい課題から順に登る。右側のリップトラバース(6級)はなかなか歯ごたえがあった。石灰岩の外傾したペタシ。水量が多いので、落ちると足元が水浸しだ。

釣り人が通りかかる。
「沢登り?」と聞いてくる。
「いいえ、この岩を……」
「あっちに大きな岩があるよ」と正面壁を指差す。
「登攀自粛中なんですよ」
釣り人は怪訝な顔をした。いずれ普通の人には理解の出来ない世界である。

氷山岩の右側のマントル(2級)に取り付く。うわっ、すべすべだ。こんなペタシでマントルを返せるのかいな。リップにしばらくぶら下っては降りる、を延々と繰り返した。

「これはコントロールされたクライムダウンである。フォールではない。オンサイトトライ継続中」と自分を納得させる。

ふと気づくと、橋の上に三脚を立てて、カメラを構えている人が居る。たぶん構図には私が含まれている。自然の造形で遊ぶホモサピエンス。四つ足から進化した挙句に、また四つ足でしがみつく幼態成熟? 見映えのする動きができなくて申し訳ないけれど、身体が上がらないったら上がらない。

やがてまた一人になった。せめて記念撮影しよう。カメラを三脚にセットして、録画ボタンを押す。

登れた。みっともない動画にしたくない、という意識が働いたから? 現金なものだ。右手の持ち方を工夫した。小指側のラップを利かせて手首のあたりまで巻き込むと引き付けることができる。

次は「アイス・キューブ」(1級)のホールドをさぐる。ルーフ下からつなげるとカッコいいムーブになりそう。ワクワクしながらトラバース部分を試すと、足がスリップ。湿った砂地にまんまと嵌った。シューズがどろどろ。がーん。

300?ほど下流の「にら」岩を見学。黒本に正面から撮影した写真がある。横から見るとすごい傾斜だ。


この傾斜でこのホールドかぁ。三段だものなぁ。カンテを抱き込むように、バシバシ手を出していくらしい。マットがないと背中や頭から落ちて怪我しそう。でも初登者はきっとマットを使っていない。先人のチョーク跡もなく、登れるか登れないかわからないのに、こんな谷底の岩に通ったのだ。

白妙橋、ジャングルジム、新ムーブを試す

2007/04/30(月) 22:57

病み上がりの松ちゃんと。松ちゃん号も療養中なので電車とバスで。カワラフェースでアップ。対岸の砂地にはテント。泊り客に良い見世物を提供した。初夏の陽気で汗ばむ。正面壁下の広場も、陽が当たる午前中は暑いくらいである。おとといの驟雨がコルネの一部で染み出している。掃除便を出してみると、ジャングルジムウォーも問題なかった。

1トライ目と2トライ目、例によってランジの体勢まで持ち込んでテンション。手を出すか出すまいか迷うくらいの余裕が生まれた。爪の先ひとつ分の進歩。テンションのあと、他のクライマーがやっているトリッキーなムーブを試す。あれ? 出来た。

[ランジ部分のムーブ解析]
右手のピンチホールドで7本目にクリップしたあと、左上の小さなピナクル状のホールドを左手でとり、右手に持ち替える。左手を左側の水平ホールドに飛ばし、足を二、三歩上げて、右手を見えない浅いカチへランジ。腰は壁からはがされながら、バルジ状にふくらんだ奥に向かって手を出す。距離はあまりないのだが、右手には相当な接触筋力を要求される。トリッキーなムーブというのは、ピナクル状のホールドをアンダー持ち(左手を裏返)し、右足を7本目のクリップホールドに乗せて、左足を高めにスメアし、はずみをつけて伸び上がる。ある程度のリーチが必要。ランジよりも成功する確率は高そうであるが、身体が横倒し気味になるので、取ったあとの立て直しに余分な力を使う。これまで私は左手をうまくアンダーに持ち返せず諦めていた。右手をマッチする際にピナクルの先端だけを持つ。すなわち左手で持つ場所を大きく空けておく、という基本中の基本を守ることによって出来るようになった。

常連のA井さんによれば、完登する人は大抵このムーブである。初登者の平山ユージさんでさえ、21世紀に訪れた際にはこのムーブで再登したという。

▼吉野街道を登るA井さん

3トライ目、新ムーブでシークエンスをつなげようと思ったが、核心手前でテンション。前腕が終わっていた。

松ちゃんは本日の1トライ目でウォー(12a)を完登。あっけないくらい余裕があった。何か一つ噛み合えば登れるところまで来ていたので順当な結末だと思う。「赤点クライマーの日々」に関連記事あり。

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