金毘羅岩、デジタルモザイク、新ムーブを試す

2007/10/25(木) 23:00

松ちゃんと平日クライミング。太刀岡山に行きたかったが、甲府だけ前夜時点の天気予報が悪かった。金毘羅岩に変更。結果的には甲府も良い天気だったらしい。

デジタルモザイク(13a)と目を合わせることなく、いや、見上げることなく、金毘羅岩の取り付き付近に荷物をひろげる。NEW(5.8?)とピョンピョン(10c)でウォーミングアップ。

さて、ホールド欠落後、初の御対面。相変わらず見事な逆層だ。1トライ目はムーブ確認とヌンチャク掛け。3本目のボルトをクリップ後、左手を大きくクロス(実際には左右の手が上下に揃う程度)。ガストン気味だった深いカチが、浅い水平カチになった。左足アウトサイド、右足インサイド、と一段上がり、右手を鷲掴みのアンダーへ。おぉ、ムーブが出来る。ただし欠落後の左手ホールドではクリップできそうもない。鷲掴みアンダーを左手に持ち替え、右手を三角形のアンダー気味サイドホールドへ。これでクリップするしかない。下からつなげて、渾身のクリップ、そして核心ムーブ……。やはり難しい。とりあえず終了点まで抜ける。

2トライ目、核心ムーブに焦点を絞る。以前のムーブは、左手ホールドで4本目をクリップした後、右手をアンダー気味サイドホールド、右足を逆層に突き出た極小エッジ(或る日、半分くらいの面積まで欠けていた)に押し当て、左足を3本目のクリップホールドにキョン気味に決め、左手を遠いカンテへ。右足を振り戻し、欠けたホールドに乗せて、左向きのレイバック姿勢で、右手を水平クラックへ……。左手をカンテまで飛ばすムーブは私以外やっている人を見たことがない。たいていの人は右隣の薄いカチをとる。右足ホールドさえ欠けなければ、私にピッタリ合ったムーブであった。微妙すぎる右足ホールド。いまとなっては、誰もそれをフットホールドと認識できないのではなかろうか。以前からそのホールドを使っていた者だけが、そこにホールドの幻影を見ることが出来る。いずれにしても、この右足ホールドを頼りにする限り、成功の確率が低い。別のムーブを探そう。

鷲掴みアンダーの上に左足をアウトサイドで乗せてみる。うーむ、狭い。左膝が右手に遮られて、それ以上たためない。強引に右手の下に潜りこませると、左足に体重が乗り、左手を薄いカチに飛ばすことが出来た。そこからさらに左手を飛ばし、岬状に突き出た四角いホールドを掴む。右足に踏み替えるのが狭苦しい。とりあえず新ムーブ完成。指を使いすぎたので途中でロワーダウン。

3トライ目は15時頃。明らかにホールドが湿気ていた。つなげるのは早目にあきらめる。核心では、左膝を手前に寝かせると、右手の下を潜らせやすいことを発見。また、右足に踏み替えるところも、後ろ側からクロスする技を思いついた。次の機会に期待。

松ちゃんは満を持して、モンスターパニック(12b)と相見えたものの、久しぶりのストレニュアスなルートに苦戦していた。

悲しげな2ショット
2007102501.jpg

赤点クライマーの日々」に関連記事あり。

河又、暗いオーラを出しながら

2007/10/20(土) 23:48

金曜日の夜はひとり居残り仕事。帰宅後も神経がピリピリしたまま朝まであまり眠れず。

太刀岡山へ行く予定であったが、松ちゃんの都合で急遽、お久しぶりの河又に変更。アプローチの抉れた道の要所に丸太組みの橋が増えた。岩場に着いてみると、昨夜の雨で終了点付近が濡れたルートが一部見受けられるものの、一日遊ぶには問題なし。

ミヤザキミドリ(5.9)でウォーミングアップ。ろくに岩の状態を見ずにギザギザハート(10c)に取り付いたら、上部が濡れていた。しまった。テンション。大五郎(11a)をアップアップで登る。駄目だこりゃ。今年のワースト3に入るくらいの絶不調。写真を撮る気力もなし。松ちゃんには「暗いオーラを出している」とまで言われた。

デザートソング(12a)を登るつもりでいたけれど、お手軽に取り付けるルートへ転進。なぐり愛(12b)、ミジカシイ系。ん? このパターンは、小川山のブラックホール(12b)や、北川のバトル(12a)と同じではないか。典型的な負のスパイラル。今日の指力でムーブが出来るわけがない。大昔に冷やかしでさわった際、3本目のボルトにクリップ後は問題なかったのに、そこさえもまともに出来なかった。2トライしたあとヌンチャクを回収。いちおうムーブの目安はつけた(つもり)。1本目と2本目のあいだは右足のヒールフックが鍵になる。ヒールの細いシューズが有利(愛用のアナサジ・ベルクロは不利)。2本目と3本目のあいだは、左奥の縦ホールドを激キョンでとって、右足を一段上に寄せて、左手を斜めカチへ飛ばす……。足が地面を離れるあたりが一番難しく、上に行くほど易しくなるというグラデーションのようなルートだと思う。

最後にイヤーイヤ(11a)をヒィヒィ言いながら登って終了。

松ちゃんはダイノサウルス(12b)をトライ。2トライ目で早くも最終ボルトのクリップまでつなげた。3トライ目も同様であったが、終了点直下の核心を続けてこなす余裕はなかった模様。

太刀岡山、カリスマ、2テンを繰り返す

2007/10/13(土) 23:50

久しぶりの太刀岡山、小山ロック。日が当たってもヌメらない良い季節になった。

2007101301.jpg

カリスマ(13a)を4トライしたものの、2テン(4本目クリップ後と、5本目クリップ後)を繰り返す。完全にパンプしてフォールするのではなく、自己申告のテンション。情けない。いったん休んでからムーブを起こすと、一度も失敗しない。少々パンプした状態でも2手、3手と出すアグレッシブさが足りない。一方、パワーを浪費するムーブを洗い直す必要もあるだろう。

せめてもの好材料は、夏のあいだストレニュアス系のルートを全くやっていなかったにしては、4トライ目の感触が一番良かったこと。

松ちゃんは風邪気味なのに一日つきあってくれた。バーボンを片手に(10b)を1本登っただけ。太刀岡山を降りた足で小川山へ向かう予定であったが、明日の天気予報も芳しくないので、帰京することにした。

北川の岩場、ミンボーを完登

2007/10/06(土) 23:00

連休の初日。諸般の事情により北川の岩場へ日帰り。7月、8月、9月と中央高速一辺倒だったので、国道16号を北上するというだけで新鮮な気分。遠出するクライマーが多いのであろう、貸し切りであった。

杉林の間伐で日当たりが良くなった
2007100601.jpg

仕事でお忙しモード。体調を整える、なんて言葉とは無縁の日常。保持力、持久力ともにempty zone。謙譲の美徳(11a)でテンションをかけそうになった。バトル(12a)をさわったけれど、ムーブを解決する気力も体力もなし。早々にヌンチャクを回収。

ミンボー(12a)へ転進。私にとって、この岩場ではバトルを除くと最後の課題。ガバ系の登りやすそうなルート。北落師門(12a)を以前に登っているので、オリジナル部分は僅かであるものの、かねてより一撃の機会をうかがっていた。今日の体調と、岩場の状態(ルーフのガバが昨日の雨で湿っていた)では望みは薄い。案の定、ルーフでテンション。ムーブを練習し、次のトライで完登。

【ムーブのメモ】
ルーフに突入する直前、右手ガバでクリップ。左足を一段上げて、左手を水平ガバカチへ。右足を一段上げて、左足を遠い縦ホールドに突っ張る。ステミングと右足キョンの中間くらい。いわゆる一つの、体幹を二軸に割った姿勢で、右手をクロス気味に出して、左上するクラック状の上段をとらえる。右キョンが強すぎると、ホールドが遠く、向きも悪く、クロスをほどくのに余計な力を使う。左足を振り戻し、ダイアゴナルの姿勢で左手を水平ガバへ。右足を先ほどの右手ガバに乗せて、右手クロスで斜めガバをとらえる。最後のボルトにクリップするなら、このホールドで。もう終了点は目前なので、完登トライでは飛ばしたほうが良い。左足を振り戻し、ダイアゴナルの姿勢で左手をリップのガバへ。右足を先ほどの水平ガバカチへ乗せ、右手を乗っ越し先のガバへ。リップ前後では、UV側に良い左足ホールドが有るので適宜利用する。

松ちゃんはUV(12a)のムーブ解明に行き詰まった模様。

16時前に岩場をあとにした。

2007100602.jpg

 ホーム
copyright © 2007 こーどれす らいふ all rights reserved.