はじめてのVOLNY

2008/06/30(月) 21:15

はじめてのVOLNY。五日市街道に面している。駐輪場、自動販売機、喫煙ベンチあり。

休憩スペースから見た壁たち。正面が上級者も満足できそうな135°壁。

入場直後にはガイジン男性2人。そのあとは若い女性3人がいらした。ハーレム状態? 早い時間帯に行ったからなのか、吉祥寺という場所柄なのか。先週、金曜日の夜に通りがかりに覗いたときも女性が多かったなぁ。

休憩スペースから見た受付カウンタ。

右上のモニタ(玄関を入ると正面に見える)にはクライミングのビデオが流れている。店主はPCに向かってなにやら作業中。クライミングシューズが陳列窓の中でライトアップされている。

受付側から見た休憩スペース。メトリウスのシミュレーターCNCが設置されている。

いちばん奥から窓越しに五日市街道を望む(逆光)。

更衣室、トイレへ向かう通路から受付カウンタを振り返る。

利用料金は2時間で1,200円。ウォームアップのストレッチングや、トレーニング後のアイシングをきっちりやるには足りない。延長30分で200円。下手すると、大規模ジムの昼間料金、夜間料金と変わらなくなる。自宅でストレッチングを済ませてからバイクで乗り付けて、アイシングは自宅に戻ってからする、という利用の仕方が賢いと言える。オーバートレーニング気味のクライマーがあえて時間制限を課してピリッと切り上げたい日に利用するのも良いであろう。

とてもバランスの良い間取り、営業スタイルだと思った。小規模ジムのモデルケースとなるのではないか。こうしたジムが都市圏のあちこちにオープンして欲しいものだ。

小川山、あらため河又、あらため天王岩、あらためジム

2008/06/28(土) 23:37


前日に予報を見たら湿度が高そう。軽く80パーセント越え。うーん、無理して行かなくてもいいかな。

20世紀のある年、5月から6月にかけて、シルクロード(12b/c)とロッキーロード(12a)を完登し、さて繋げてみようかと、7月初旬の梅雨のまっただ中、取り付いてみたら、シルクロードの核心がヌメヌメで敗退した。その再現になるかもしれない。私がトライ中の課題も影響を受けずにはいられないであろう。

松ちゃんはやる気満々のようなので行くことにしたけれど、下道の事故渋滞で出遅れた。

「明日は確実に雨だから、今日は高速も岩場も渋滞しているかもしれない。下手すると12時頃にやっと登り始めて、想定外の霧雨なんか降ったりして……」

悪材料を並べ立てて、河又へ転進。着いてみると、岩が黒く染まっている。雨というよりは結露であろう。頼みの綱、シュテファン・フェースも駄目だ。

この展開でありがちなのが、北川の岩場への転進であるが、河又が結露しているときは北川の岩場も結露していると相場が決まっている。聖人岩も同様。過去に3回くらい経験している。そろそろ学習しなくては。

松ちゃんはまだ諦めていない。「混んだジムで調整クライミングするくらいなら、涅槃岩(天王岩)に行きませんか」

このパターンもなぁ。カイーノのハング帯は水が滴り、八月革命のキーホールドが濡れていなければ登れるかも、といった風情であろう。壁の上部は乾きやすいけれど、そこに並んでいるのは妙に辛い11b/cシリーズである。

国際マス釣り場の道路脇に着いても私は車から出なかった。松ちゃんはいそいそと杉林を分け入り偵察に行く。戻ってくると、浮かぬ顔をしている。

「先客が20人くらい居ます。勉太郎音頭やクラックジョイは登れますが、トップロープが懸かっています」

かくしてジムへ。

冴えない一日の、唯一つ華のある写真。松ちゃんの遅延を待つあいだ買って読んだTARZANの表紙。

呼吸とハイステップ

2008/06/27(金) 22:44

ジムである人がやっていた課題に誘われてセッション。胸元まで爪先を引き上げるようなハイステップあり。

曰く「息を目一杯吸ってると腹が膨むから上がらないんですよねぇ」

なるほど。そんなこと考えたことがなかった。

freefan第46号「オートロックビレイディバイスの事故を防ぐ 」を読んで

2008/06/25(水) 23:28

遅ればせながら、freefan第46号「オートロックビレイディバイスの事故を防ぐ 」を読んで、特に目にとまった点。

  1. ケイブ状の岩場で制動の効きが悪かったという報告が1例あった。フォールの際にロープが後ろ方向に引かれるためカムが持ち上がりづらかったと推測される。
  2. グリグリ、フライヤー(10.2mm)ともに多量に販売されているので、事例が発生する比率も他社と比べて多いとも考えられる。

雨の日のグリグリ勉強会

2008/06/21(土) 21:26

或る人の体験談。アメリカでビレイし合う仲間を見つけようとしたら、グリグリに代表されるオートロックタイプの確保器を使えないと、「俺を殺す気か!」と相手にされなかったらしい。ジムに行けば行ったで、グリグリ使用法の講習を受けないと、リードクライミングをさせてもらえないとも聞く。

私は専らATC派。クライミングを始めて間もない頃にはエイト環を使ったこともある。数ピッチの懸垂下降にも使えるし、なんの不満もなかった。けれども、氷川屏風岩・C峰のような傾斜地や、小川山マラ岩・舳岩のような露出感のある場所でビレイしていると、「もし自分がすっ転んで、手を離したら……」と危機感をいだくようになった。

「土日とも雨の週末があったら、ジムでグリグリの練習をしようよ」と松ちゃんと話していた。ついに機会がめぐってきた。場所はストーンマジック。ショップでグリグリを買って、百戦錬磨のY崎店長に使い方を教えてもらおうと目論んだ。

ところがY崎さんは今日は留守とのこと。グリグリ勉強会は頓挫か? いやいや、ちゃんと技術書やWEBで下調べしてきた。自習に切り替える。クライミングはat own risk。有料の講習会でもない限り、自分で出来るだけ勉強してくるのは当然である。いや、たとえ有料の講習会であっても、もし講師が怪しいことを言ったら突っ込むとか、「こういう方法もあると聞きましたがどうでしょうか」と対抗できるくらいにしておくべきであろう。

松ちゃんはジムに常設のトップロープでグリグリを使ったことはあるらしいけれど、ロープのセットの仕方さえ知らないと言う。予習もしていない。やれやれ……。初めてグリグリを触る私が何故か講師役となる。

取扱説明書の日本語版株式会社アルテリアのサイトで公開されている。パッケージに同梱されているペーパーと同じである。

リードで試す。最も標準的な「カムがロックしないように右手で押し込み、左手で繰り出す」方法は難しい。ちょっと勢いよくロープを繰り出すだけでカムがロックしてしまう。取扱説明書の「素早くロープを繰り出す」には≪末端側のロープを握っている手を器具に移動し、カムを手で固定し、もう一方の手でロープを素早く引き出します。カムを固定している手は素早く末端側のロープに戻して下さい≫とある。これも難しい。テコの働きにくいカムの根元側を押し下げるには相当に握り込む必要がある。そんなに握りこむと、末端側のロープはお留守になってしまう。「注意」にある通り、≪安全のため、この方法は使用を制限し、素早く行う必要があります。パートナーの墜落時にビレイヤーが『グリグリ』を強く握り締めてしまう可能性があり、その結果、末端側のロープのコントロールを失う危険性があります≫。おまけに手指を器具に巻き込む危険性がなきにしもあらず。

ここまでは想定の範囲内? 奥の手を調査済みである。

JFAのサイトに「グリグリの使用法――新しい提案」として、8a.nuへのリンクが貼ってある。現在はリンク切れしているようだ。とりあえず「GriGri techniques」というページで読むことが出来る。

「ペツル社が推奨するテクニックではない。自己責任で試す必要がある」旨、断り書きがあるけれど、いつの間にかペツル社が公式に「NEW TECHNIQUE」として紹介を始めた。8a.nuのどこかで「なんてこったい、これは俺たちが発表した方法じゃないか!」という書き込みを見かけた。


さて、実際に試したところ、クリップ時の繰り出しは良好。ATCより繰り出しやすいかもしれない。ただし、親指だけでカムを押さえるのは不安定。右側面に突起があるので、そこに人差し指か中指の腹を押し当てると安定する。いくら安定するからと言っても、グリグリ全体を握ってはマズいであろう。


まずは外岩のウォームアップルートで慣れよう。もちろん、

  • オンサイトトライ
  • クリップが厳しいルート
  • スポーツルート以外(ボルトが脆弱)
では使わないほうがよい。

クライミングビデオ「dai's video diaries vol.1」

2008/06/19(木) 15:18

ROCK&SNOW第040号で紹介されていた「dai's video diaries vol.1」。6月20日発売予定となっていたけれど、18日にはジムに置いてあったので早速買った。


たしかに《息つく間もなく登りまくる》。続「FORTE」を期待するとはぐらかされるかもしれない。岩場周辺の風物や、課題の成り立ち(リンクもの、エクステンションもの)、クライマーの葛藤などは、このビデオを観るだけでは分からないことが多い。たとえば、完登シーン毎に課題名のテロップが出るものの、グレードが併記されない(チャプターの最後に課題名とグレードが列記される)のはこの手のビデオでは珍しいのではないか。物凄いクライミングを展開しているのだから、もっと盛り上げる演出が欲しいなぁ。vol.2で磨きがかかることを期待したい。

「冬の日」を完登した直後は、なんだか小躍りしたくなるほど嬉しそう。ROCK&SNOW第024号の座談会「グレーディングを探る」を読んだ人なら憶測をたくましくするであろう。

小川山、屋根裏のタジヤン、乾いた雑巾を絞る

2008/06/15(日) 23:05

前夜発。キャンプ場を8時に出発。マラ岩にほぼ先頭グループで乗り込んだものの、レギュラー(10b/c)でアップしている間にどんどん人が増えてきた。

松ちゃんはシルクロード(12b/c)の最後のトラバースをまだ解決していない。「今のうちに舳岩からロワーダウンして練習したほうがいいよ」とアドバイス。その甲斐あってか、順当にムーブを解決した。リーチがあるので、ダイクへ立ち込む左手カチから、右手サイドカチまで一気に届いてしまう。そのあと下から2トライして充実の一日を過ごした模様。

▼シルクロード屈曲点あたりを登るクライマー

さて、私の課題は、1日を費やしてやっと中間部の1手(右手アンダーから左手ガストンをとる)を解決。小柄な人は狭キョンを決めてスタティックにとるのだけれど、私のサイズでは真似できない。気合のデッドポイント。一度止めることができたら、次からは自信をもって手を出せるようになる。繰り返しているうちに、動きが滑らかになり、スタティックにとれるようになるであろう。

最後に筋トレ。下部核心の右手飛びつき、足ブラを数回。松ちゃんにはロープの弛みをとるタイミングを練習してもらう。

今日はなんとか乾いた雑巾をひと絞りできたけれど、次回はもう1滴も絞れないのではないかと心配になる。

はじめてのTウォール錦糸町店

2008/06/10(火) 23:00

錦糸町の駅前に降りるのは初めて。古めかしい街かと想像していたら、広い駅前ロータリーを構え、デパート、映画館などが立ち並び、ずいぶんと繁華な街ではないか。

ジムは待機場所が広くて快適。螺旋階段がお洒落だなぁ。3月に2階のボルダーエリアが増設されたとのこと。壁の形状や、ホールドのつけ方を1階と、2階で変えているあたりが江戸川橋店と相似形である。デザインした人が同じなのだろうか。そう言えば、更衣室が和風なのも同じで、何故か落ち着く?

小川山、屋根裏のタジヤン、からくも1手伸ばす

2008/06/07(土) 23:00

きたない大岩とジュピターで軽くボルダリングしてからマラ岩へ。5~6年前に1撃したコンケーブ(3級)をリピートしてみたところ、アンダーホールドがかなり悪くなった気がする。もっとカチっとかかっていたような。左手アンダーガストン、右手を添えて、左手を順手アンダーに返して、簡単にリップをとれた記憶がある。記憶とのギャップと、フットホールドを一人限定したせいもあり、1回目は落ちた。こ、腰が……。一昨日のジムで高いところから不意落ちして、着地をやわらげる余裕がなく、ちょいと痛みが増した。この体たらくだと、マットがあったとしても外岩ボルダーはやはり自粛したほうが良さそうである。

マラ岩に着くと、H山さん&k野さんチームはすでに戦闘モード。「いやぁ、久しぶりな気がしませんね。2~3日前に会ったような気がしますね」などと軽く挨拶を交わす。H山さんはお目当ての課題は初日にムーブ解決済みで、今日の一日でますますムーブが洗練された模様。


ひきかえ私は先週出来た以上のことがなかなか出来ない。上部のムーブは出来ているので、下部と中間部に注力したものの。

遠路はるばる訪れて、このまま1手も進展がないまま帰りたくない。

17時過ぎ。他の方達のトライは終わり、私が最後のトライ。指がよれて、1手目の左手アンダーを差し損ねて、危ない落ち方をした。頭が下になった振り子状態で、積み石にぶつかりそうになる。松ちゃんにいったんビレイ解除してもらい、ロープを結んだまま、シューズを脱ぎ、爪先と、指先と、頭を冷やす。

数分後、再トライ。からくも1手伸ばした。

松ちゃんはシルクロード(12b/c)を2トライ。右トラバースからダイクへの立ち込みムーブの解決にいそしんだ。

ひさしぶりのTウォール江戸川橋店

2008/06/05(木) 21:06

前世紀以来かと思ったら、それほどでもなく、手帳を引っくり返してみると、2002年1月4日以来である。あの頃はまだ受付は1階にあり、2階のボルダーエリアはなかった。神楽坂の駅から歩いてくる途中、サンクスもローソンもなかった。

受付で会員証を作り直していると、どこかでお見かけした方がいらっしゃる。マラ岩ケイブでご一緒したH山さんではないか。
「どーもぉ。今週末もよろしくお願いします」

1階奥壁で指力を炸裂させるH山さんを遠目に見ながら、緩い壁でピンクテープ課題の制覇に乗り出す。5月初めくらいからどうも調子がよくない。ジムで見た目一撃の課題を何度やっても完登できなかったりする。指がすぐに開いてしまう。疲れがたまっているのかな。今日は前腕の毛細血管発達日ないしは積極的休養日にしよう……とは以前にも書いた気がするけれど、見知った顔がいなさそうなジムで、今日こそは、今日こそは、と強い意志で貫くつもりで来たのである。

さて、結果は予想された通り、いつのまにか奥壁にノコノコと近づいていき、H山さんが取り付いている課題にちょっかいを出していた。

帰宅してピンポイント天気を見ると、日曜日には崩れそうな予報となっている。土曜日に前倒しか。しまった。登りすぎた。

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